昨日、コーチングのセッションをさせていただいたのですが、クライアントさんは還暦を迎えられた方で、「こんな事まで話すつもりじゃなかったんだけどね...」とおっしゃってました
コーチングのセッションでは良く聞く言葉なんですが、年下の女性に、しかも面識はあるもののほとんどプライベートなお話はしたことがない間柄だったので、心の内をお話して下さるのは勇気のいることだったのでしょう
「お酒を飲まない席で真剣に悩みを話したのは、人生で初めてだ」ともおっしゃってました
そして、「答えは自分の中にあるんだね」とも!
私たちは、悩んだ時も何かに向かって動き出したい時も、意外と誰かに真剣に相談する機会がないのかもしれません
いえ、真剣に相談をする機会はあるでしょう
ただ、、、自分と真剣に向き合う機会は少ないような気がします
(対処療法になりがちというか…)
だからこそ、コーチングではクライアントさんが、自分自身との対話を深めていき、内側に入っていってこれまで見つからなかった答えが見つかるのでしょう
コーチングでは、「アドバイスがほしい」というお声も良く頂きます
(特にセッションを受けられる前)
よく恋人同士やご夫婦でショッピングに行き、女性が両手に洋服を持って、男性に「どっちがいい?」と聞いて、男性が「左」と言っても、女性は「右」を選ぶ
すると男性は、「だったら聞くなよ!」と思う あるいは、言葉に出す
という定番な場面がありますよね(笑
なぜ、女性が右を選んだかと言うと、「答えは自分の中にあるから」です
自分の答えを確かめたくて、自分と対話するために、男性に問いかけたんですね
「左」と言われたことで、女性は「左がほしいのだろうか?」と考えます
考えた上で、「やっぱり違う、ほしいのは右だ」という答えが導きだされているのです
コーチングでも質問をしたり、感じたことをお伝えさせていただきますが、「答えは右です」とも「左がおすすめですよ」とも言いません
答えは必ず「自分自身の中にあります」
答えがなかなか出てこない場合もありますが、クライアントさんの中から答えがでてくるサポートをさせていただくのがコーチングのセッションです
アドバイスされないと不安という方もご安心くださいね!
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