コーチングでのセッションのこと
クライアントさんは、これから進む道について迷われていました
「Aを選ぼうと思ってたけど、Bのほうがいいと思っている」
「周りと比較してしまい、Bなら条件がよくて自分のプライドが保たれる気がする」
「Aはここが納得できない」
当初、気持ちはBに傾いているようでした
客観的にも、条件的にはBのほうがかなり良さそうだと思いました
けれども、お話をうかがっていると「Bは選びたくない」という気持ちが感じられました
Aのマイナス面をあれこれ語っているにもかかわらず...です
そして、コーチングが進んでいくにつれ、「クライアントさんのハートが求めているものはA」という答えが浮き彫りになってきました
クライアントさんは本当はAを選びたいのに、周りと比較してBという選択に気持ちが傾いていただけで、Bを選ぶためにAの悪いところ探しをして、Bを選ぶ理由付けをしていたのです
結局、「ご自分が望むのはAであり、多少条件が悪くてもそれ以上の素敵なギフトがそこにある」と気がつかれました!
気がつかれた時には「本当にやりたい事を選びたい!」と気持ちにも変化が起こりました
顔つきも変わり、笑顔がこぼれ、お顔が輝いていたのが印象的です!
最後には、「不安な1歩が、力強い1歩へ変わった」と自信に満ちたお言葉をいただきました
もう、迷わず力強い1歩を踏み出されることでしょう!
もし「不安な1歩」を歩みだされていたら、どうなっていくでしょう?
何か不都合な事が起こったり、困難に遭遇した場合、「やっぱり失敗だった。Bを選ぶべきだった」「この先どうなるんだ」と自分を責めたり、どんどん不安に襲われたりして、悪い部分ばかりみて、自分を責めるようになっていくのではないでしょうか?
一方で「力強い1歩」を歩みだされたらどうなっていくでしょう?
同じように、何か不都合な事が起こったり、困難に遭遇した場合でも、その先に自分の望むものがそこにあると分かっていたら、うまく乗り越える術をみつけようとします
それは、悪い部分ばかりみているとそこにフォーカスしてしまう
逆に、良い部分に光をあてているとそこにフォーカスできる
ということです
よく例えで、「コップに半分入った水」が「まだ半分もあると考える」か「もう半分しかない」と考えるか?という話がでてきます
ネガティブな状況の場合には、「もう半分しかない」
ポジティブな状況の場合には、「まだ半分もある」
と考えるでしょう
不安な1歩を踏み出した場合、「もう水は半分しかない、どうしよう?」とあせるばかりで、不安が増大し、気持ちはどんどんネガティブになり、踏ん張りがききにくくなります
力強い1歩を踏み出した場合、「まだ水は半分もあるのだから、どうにかなる」と考え、多少の苦難は乗り越えていきます
みなさんもそんな経験はありませんか?
力強い1歩が踏み出せますように☆”
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