「人アレルギー」初めてその言葉が浮かんだのは6年ほど前のこと
ある特定の人物との折り合いが悪く、相手の方を充分に理解していなかったために、ある日、私の中でその方に対する不満やネガティブな感情が許容量を超えてしまったのだ
会社で一緒に仕事をする関係上、毎日関わらなくてはならなく、その方の一挙手一投足がいちいち私を刺激するようになった
まるで花粉アレルギーのように発症
くしゃみ鼻水鼻づまりはなくとも、イライラ、怒り、血圧上昇、疲れといった症状に支配された
他の人が同じ言葉を行っても、同じ行動をとっても、アレルゲンではないからそれらの症状は起こらない
その方に対してだけなのだ
発症したら、何もかもが過剰に気になって反応してしまう
前なら気にならなかった些細な言動にも激しく反応
そう、自動的な反応だった
そんな○○さんアレルギーを認識しても、やっぱりつらいのは自分だった
怒りにイライラする毎日から解放されたいと願った
誰かに話しを聞いてもらい、同情してもらい、共感してもうことで少しは気が紛れたものの、次第にその方に自動反応してしまう自分を抑えることができなくなった
その方と関わりたくないと思う一方で、何とか相手が変われば、自分自身が変わることができればと模索の道へ
ある時気がついた
その方が発達障害であるが故の行動なのだと...
その方もこれまで苦労をしてきたに違いない
努力をしてもできなくて、もう努力はしないと決めたのかもしれない
投げやりになって、やる気をもつことを放棄してしまったのかもしれない
そんな事を思ったら、その方に向き合う準備が整った
やがてアレルギーは軽減されていった
そしていま...
職場で人アレルギーにかかっている方がいる
客観的にみても、自動反応、過剰反応
どうかアレルギー症状が治まりますように
(手は打ちつつありますが)
みなさんも人アレルギーになっていませんか?
特定の人に過剰反応していたら、ノイローゼやうつにもなりかねません
まずは状況を客観的に捉えましょう
そして、○○さんアレルギーを感じたら、相手がなぜそのような言動をするのか考えてみてください
分かると少し気が楽になります
さらに、相手を変えることより、自分を変える方が簡単ということにも気づいてくださいね!
(自分を変えるということについては、またの機会に続きます)
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